大きくする 標準 小さくする

アグレッシブ チャレンジ!!VS横浜隼人・愛川

2008/11/03

 新チーム2戦目、相手は第1期にとっては因縁の相手の横浜隼人高校(文化祭招待試合で大敗し、その後逆襲達成)、それに柏陽以上の体格や運動能力というポテンシャルを持つ個性派集団・愛川高校だ。

 ファーストミーティングで示したチームテーマ「アグレッシブ」を、そしてその軸となる新アタック、新DFを現時点でどれだけ達成できるか。目先の勝利など完全に無視。勝利には決して結びつかない「3つのNO」がプレー選択の条件。3つとは「ノーキック」「ノーシークェンス」「ノーラインアウト」だ。この記事を読む3年生の驚く顔が目に浮かぶ。何しろつい先月までの柏陽ラグビーは「エリアマネージメント」「ラインアウト勝負」「シークェンスラグビー」が絶対的柱。それこそが柏陽ラグビーだったのだから。まさに新境地への挑戦。相手に対し、そして同時に自分たちに対する過酷な挑戦だ。

ほっしゃん(この日も問答無用。体でチームを牽引した)

「新しいプランでは、俺はどんどんボールをもらって突破する役目でしたが今日はあまり目立ったことはできませんでした。しかもディフェンスではアタックでできなかった分体を張ろうとしましたがペナルティを繰り返してしまいました。次はアタックもディフェンスも激しい気持ちをもちつつ冷静にプレーできるようにしたいです。」

 

 VS横浜隼人(20分×2)。エリアを取りに来る隼人に対し、エリアに興味を持ってはいけない柏陽。自陣での苦しい時間が続く。しかしゴールラインを背にしながらも、果敢に新しいDFをチャレンジ。結果、度重なる大ピンチをゴールライン直前で凌ぎ(それでも蹴らないが)、新DF構築に十分な感触を得ることができた。アタックも過酷なゲームプランに積極的にチャレンジ。初の試みでいくつか意思統一が図れなかった場面もあったが、前半最後に奪ったトライは、今年目指す姿の最高形に近かった。後半の得点は、ナンバー8に入ったミットが強烈な8単で相手4人をまき着込み、BKがしっかり仕留めたもの。試合は「10-0」でノーサイド。ゲームプランを愚直に遂行することで、スコア以上に貴重な実感を得ることができた。

ミット(突破力は抜群。しかし試合後のスクラム練習では誰しもが通過する洗礼を受けた)

「今日の試合はチームで初めての試みでFWを中心とした早く回転するラグビーをやってみて、まだまだ戸惑うことが多かったです。練習でもまだ数回しかやったことがなくて、試合では機能するのかなと心配だったんですが初めてにしてはなかなかうまくいったんじゃないかと思います。しかし、まだまだスピードは足りずヒットの力も弱いです。ボールが逆サイドに向かった時にFWの寄りが遅かったりもして改善点が多く見つかりました。DFでは飛び出す動きがあまり出来なかったと思います。この試合でこれからのプレイのイメージが固まって良かったです。練習を積み重ねて、精度を上げていこうと思います。」

 

 VS愛川(15分×2)。序盤は元気な相手に対して小さなミスがリズムを崩すも、中盤以降は十分に内容のある展開。新エース・オギのランニングはトライを量産するが、それよりも一人ひとりがアグレッシブに攻める姿勢が目立った。「60-0」でノーサイド(2試合ともコンバージョンキックはなし)。

あずき(BIG HIGHTとのポジション争い真っ只中。安定感では1歩リード)

「今日は新戦術初の試合でした。結果としては試合には勝てたし、やりたいことも形にはなったけど、自分としてもコントロールできなかったしミスもかなり多かった。自分達のやりたいことができるように今日うまくいかなかった事を中心に練習していって、自分達のチームを創っていきたい。」

 

 さて、新チームとなって初のホームゲーム。相手は馴染みのある両チーム。この日のアフターファンクションも予想通りの素敵な時間を過ごすことができた。

保護者の皆様のご協力のおかげで、この日も盛大なファンクションとなりました!

 

初のキャプテンソロ(校歌の出だし)では緊張しすぎ?ほっしゃん(左)。

レフリーはおなじみ藤内さん(右)。トップレフリーに吹いてもらえるという贅沢!

一発芸大会に志願者が集合して打ち合わせ。柏陽からは志願者なし。この点では柏陽は弱いなぁ・・・。要強化です。

 

隼人のトモツグ(左)は春からリーグ戦の強豪・立正大学へ。この日は後輩の芸を奪った?

隼人代表(右)は、歓談中にもモチネタを再三披露。MVPです。

 

愛川のコンビは自信の?ネタを披露。笑わせてもらいました。でもナオト、カードゲームもいいけどウェイトしてね。

コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード: