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VS千葉高校 「同士から同志へ」

2010/02/22

 県立千葉高校。創立130年の歴史を持ち、東大にも多数進学する。そんな全国に名の知れた伝統校・進学校だが、ラグビー部もかつては花園に出場した歴史を有する。つまりは、学校としても部としても、とてつもなく重厚な「格」を持つ組織だ。そんな名門千葉高校から試合を申し込まれるという名誉を授かった。一昨年千葉高校に赴任したラグビー部監督・鈴木学先生は、私にとって早稲田ラグビーの大先輩。「日比野弘監督のもと早稲田でアカクロをまとい、慶応大学に日本一をさらわれ、いったんは就職するも教員を志し、教員免許を取るべく国立大学に行きなおし、市立高校に赴任し、現在は県立高校で教員を務める。」・・・奇跡的なほどすべての経歴で私の先輩にあたる(就職先が超一流企業か警察官かという大きな差は存在するが・・・)。余談だがグランドサイドには柏陽OBで早稲田ラグビー部OBでもある木下さんの姿が。鈴木先生とは同じ時代にグランドに立っていた先輩後輩とのこと。

 部員数は柏陽と同じ程度と聞いていたが、想像より遥かに大きく立派なバスが到着。降りてきた選手の顔は、神奈川ではちょっと目にすることができないタイプ。「知性漂う」という言葉では軽い。まるで哲学者のような深みを感じる。試合前ウォームアップのコンビネーション(15人)でハイパントを蹴るチームを見たのは、私も大瀬コーチも長いラグビー人生で始めてだ。試合前から「やっぱり今日は何かが得られる」と期待は高鳴る。オギ、ミット、BIG HIGH、まりもの4人が前日に都県対抗試合で大活躍した勢いもあり(ブログコーナー参照)自信はゆるぎないが、とにかく千葉高校を早く感じてみたい。

 キックオフ。序盤は千葉高校のしつこいタックルの前に、柏陽がミスを連発。エース・オギがケガでキレのあるプレーができないことがチームの無意識な不安となり、ゲームメイクがあやふや。他にも実はけが人が3名含まれていたことも影響したのか、「無理せず継続を意識したプレー」に見せかけた「勇気のないプレー」がチームに連鎖。とっくにトライを連取しておかしくない支配をしながらも、全くスコアできない。それでも主軸の個人的突破でやっとトライを重ね、「21-0」で前半を終えた。

 後半になって、やっと柏陽らしさを発揮。前半とはうって変わって一人ひとりが思い切りプレーするようになり、FW・BK・キックと、バランス良く攻撃方法を変化させ、相手に的を絞らせずトライラッシュを築いた。最終スコアは「68-0」の大勝。心の持ち方、ゲームメイクに関して、貴重な経験となった。

ガンセキ(長いケガ人生活を終えてついに復帰)

「タックルに対する意欲に技能が追い付いていない。悔しいが後悔しても無駄なので経験を積みたい。横須賀戦はみんながナイスタックルと誉めてくれるぐらいのすごいのを決める。モールの時は全力を出せたので良かった。もっと盛り上げたい。」

タニ

「千葉高校戦は、いつもより自分で勝負することができてよかったです。ただタックルが高すぎて全然倒せなかったので練習からもっと意識しないといけないと実感しました。チームとしては、前半のパスミスなどからの自滅が流れを悪くしてしまったので、今後の試合ではそうならないようにしていきたいです。」

オギ

「千葉からきていただいたので、ベストの試合をすることが礼儀だとおもって試合に望みました。しかし前半はラックにすればいいところを無理にほうったりハンドリングエラーが続き、じたばたしてしまいました。後半気持ちを切り替え、練習通りのプレーができたのは大きかったとおもいます。これからテスト期間にはいり、二週間全体での練習はできません。しかしその二週間の過ごし方によっては、少しでもうまく強くなれます。一日は24時間みなおなじ。テレビ、グダグダの時間をなくせばそれだけ必要なことができます。それを意識して横須賀戦でベストの状態にもっていきたいです。」

 

アフターファンクションでの一発芸大会。ピンクの服は仕込み?素?

 

日本語版ハカ ・・・やたら噛んだり詰まったりしたのも演出でしょうか?

 

模試数学全国1位・・・。一発芸の内容もかつて最高偏差値でした。

 

 高いレベルでの文武両道が求められる高校同士、やはり負けたくない存在だ。高すぎる高校入試の壁による限られた人材、これでもかとボリューム満点な授業時間・・・。しかし環境を嘆いても言い訳にしても、何も生まれない。そんな姿勢での取組みなら、まだ勉強だけやっていた方がましだ。求められるのは「人間力」。環境による言い訳を一切排し、己にのみ責任のベクトルを向ける。「負けたけど俺らなりによく頑張った。いい思い出もいい仲間もできた」的な、予想可能な総括を絶対に良しとせず、切実な眼差しとあくなき向上心ででリアルな勝利を追い求める。そんな日々で培われた人間力と経験は社会でも実を結び、組織に創造と変革をもたらす貴重な原動力となる。

 同志。今年はたまたま柏陽が勝ったが、もしも千葉高校に破れた際には何の言い訳も成立しない。

 千葉高校のみ皆さん、今回は遠い横浜の地まで本当にありがとうございました。これからも意識し合うライバルとして、同志として、それぞれの地で頑張りましょう!次回も楽しみにしていますね!

ニュース!!

スポーツライターであり、スカパーのラグビー解説者としておなじみの藤島大さんが書いたコラムに、柏陽高校ラグビー部が取り上げられました。題名は恐れ多くも「柏陽と早稲田」。ぜひご一読ください!

http://www.wasedaclub.com/blog_detail/blog_id=9&id=686

 

 

柏陽ラグビー宣言

ラグビー本来の素晴らしさを大切にし、柏陽高校は以下のことを体現します。

 

1 柏陽は、たとえルールで禁じられていないことでも、フェアの精神で自らを律してプレーします。 

2 レフリーの存在意義を正しく理解し、心から尊重します。意見があるときは必ずキャプテンを通します。

3 ノーサイドの精神を理解し、形だけでなく心をこめて相手への敬意を示します。

4 ホームでの試合では、必ず簡易式アフターマッチファンクションを行います。

5 生涯、これらの精神を遵守します。

Weekly Calendar

15(Mon)
16(Tue)
17(Wed)
18(Thu)
19(Fri)
20(Sat) 柏陽練習 [ 13:00 ]
21(Sun) 春分の日
1年選抜試合 他OFF

チーム愛称 PHOENIX

          

   

  ファーストジャージ

 

    エナメルバッグ  

 

 

 

部歌 『不死鳥』

中学生への皆さんへ

2006年、柏陽高校ラグビー部は復活しました。1年目から全部員1年生(初心者)で、いきなり県ベスト16に入ることができました。復活4年目の今年、合計30名で花園出場を目指してラグビーをエンジョイしています!

柏陽ラグビー部の特徴

★ 最高レベルのコーチング

  海外のプロコーチや現役トップリーグ選手など、次から次にトップレベルのコーチが来てくれます!

★ 勉強や趣味との両立

  メリハリある練習をしているので、部員の半数以上が塾や習い事と両立しています!

★ OB会のバックアップ

  400名近いOBのバックアップで、部員の経済的負担を減らしてくれます!

 

来年はまだ5年目です。すべてが「歴史の創造です」 

Make the history! 

柏陽に来て、一緒に歴史を創りましょう!!

指導者紹介

 

松山 吾朗

早稲田大学ラグビー部出身
タマリバクラブでクラブ日本一3回
元警視庁警察官
2006年から柏陽高校赴任

☆ 指導歴
立教大学ラグビー部コーチ
県協会「社会人合同練習会」講師
全国クラブ代表者会議講師
早大ラグビー部
分析・戦略コーチ 
関東ラグビー協会クラブ委員
現・神奈川県選抜コーチ

  関東選抜強化コーチ   


☆ 資格

オーストラリア協会公認コーチ資格レベル2
神奈川県協会公認レフリー資格

☆ 指導理念
・ラグビーの文化・精神を理解し、社会で体現できる選手を育てる。

・勝利を追求する中で、「夢を計画的に実現していく人間力」を育てる。

・感謝・感動・感性を大切にし、謙虚で誠実な人間を育てる。

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