夏といえば、海、山、フィットネス！！今年も海フィットネスに加え（ブログ参照）、恒例の登山フィットネスを行なった。当初は例年通り塔之岳かなぁと思っていたが、今年は山岳部（杉原先生）とタイミングが合わず、ラグビー部単独となった。それならばと選んだ場所は日本一！以前から憧れを抱いていた富士山だ。遠くに富士山が見えたときに「あ！富士山！」と何だかはしゃいでしまうのは、多くの人も経験があるはず。その雄大な景色をただ遠くに眺めているのと、その頂に立ち、そこからの景色を知っているのではやはり味わいが違うというもの。誰もが一度は登って見たいと思いつつ、なかなか行動に移せない。それならば全員で行ってしまえと。7月26日、ちょうど良い登山日和、１・２年生合計18名で、夏のフィットネス・VS富士山がキックオフ。

御殿場駅からバスで1時間・須走口五合目がスタート地点　金剛杖を持ってスタート！

～　以下、マニアックの富士登山日記　～

 　

6合目にして両プロップが苦戦。酸素を吸う山本先生。まさかの大失速･･･。

　

　五合目ついてのんびりしてそして出発！最初は木々があるんですけど途中から消えるんですよね！あたり一面地面がむきだしでテレビで見た感じになってるんですよ！そして歩く歩く、あるくあるく……、まだ六合目着かない…。上を見上げるとかすかに屋根がはるか遠くに見えるんですよ！
しかも砂利に足をとられてなかなか前に進めない＆酸素が薄いせいなのか息がすごく上がる。ボクはホントに山頂まで行けて下山できるのか不安でしたね。景色を見る余裕がだんだん消えてって、足元を眺めてましたね。そして上を見て絶句。でも高山病にならなかっただけましでしたね。

　そしてちょっとはしょって富士山山頂到着ー!!一番の嬉しさはなんといっても平たい地面をあるけること！登りじゃない！あと山頂のカレーがむっちゃくっちゃうまかったですね、1200円っていう破格でしたけど。のんびり山頂で過ごしたら今度は下山。下山やっばい気持ちよかったです！登りでは深く食い込んで邪魔だった砂利が下りになるとすべって軽いスキーみたいな感じになるんですよ。それが楽しくて楽しくて今まで必死登って着いた八合目七合目があっという間に過ぎてってちょっと虚しいくらいでした。登りの半分以下の時間で下って、バス乗って電車乗って帰ったんですけど山頂でケータイなくしたほっしゃんは行きのはまるで別人じゃないかってくらいにテンション低くてちょっとかわいそうでした。以上、まっつんでした。

 　　

下山開始から2時間半、スタートからは９時間でゴール！

　高山病やケガなどのアクシデントというリスクのある中、全員が登頂できたのは幸運であり、立派なこと。酸素の薄い中での９時間トレーニング。心肺機能と下半身強化という目的は見事に達成。そして何より、一生忘れられない思い出を作ることができた。これから先の人生、遠くに富士山を見つけたときの感覚は、きっとシミジミと味わい深いものになるだろう。今年の山フィットネス・VS富士山は無事ノーサイド。

　帰りは予定していたバスを1本逃して40分待ち。御殿場駅についたらなんと50分待ち。保護者の皆様、帰りが遅くなって申し訳ありませんでした。ご協力ありがとうございました。