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フェニックス第3期 デビュー戦を飾る!

2008/07/07

 7月6日、待ちに待ったフェニックス第3期のデビュー戦を迎えた。10名と比較的少数ながらも、その能力の高さが評判の1年生。オギだけは15人制でデビューしているが、残りの9名は初の15人制試合(セブンス後の交流アタックDFを除く)だ。

 「やってきたことは実るのか」「果たしてタックルできるのか」そして「3年生を含む相手チームに勝つことができるのか」不安と期待の入り交ざる中、14時キックオフ。

フェニックス初の超攻撃的SH・BIG HIGH

 8分、この日走りに走ったぴーがボールを持ち出し、まりも→ライと繋いで先制トライ。この先制点で動きの硬さがとれた。16分にはラインアウトからケイばりのミサイル突破をタニが見せ、イマカズがチャンスを的確に生かし、最後はまたもライがトライ。さらにキックオフリターンから大砲・ミットが豪快に相手のDF網を引き裂き40mゲイン。チームは完全に勢いに乗った。19分にはまりもの超ロングパスを受けたオギが得意のステップで相手を交わして独走、最後はサポートしたぴーがトライ(この日、ぴーがボールを持って走った距離は約200m。本当にプロップ??)22分にはAチームさながらのサインプレーでオギが80m走り切ってトライを重ねた。

 

ミット(左)

「今回の試合はなかなかうまくいきませんでした。自分はチャンスを生かしきれなかったことが多かったです。自分の仕事をこなそうと努力はしましたが、まだ判断しきれないところやコミュニケーション不足がありこれからはそれを改善していこうと思います。次からは試合に勝つだけではなく自分の中で納得できるプレイができるように頑張ります。」

タニ(右)

「今日の試合は、チームとしては攻守ともによかったと思います。でも個人的には、アタックの時のサポートが遅れたなど反省点ばかりだったので、もっと考えてプレーができるように練習していこうと思います。」

 後半も試合は完全に柏陽が試合。竜ちゃんは練習で上手く入れなかったタックルをしっかり決め、トライアシストパスもトライも決め、実践派をアピールした。その他にもタニやチマオは上級生張りのタックルを決め、ノブナガとマニアックは堅実に仕事をこなしてチャンスを作り出した。負けじと残りの5ポジションを埋める2年生も力を存分に発揮。復帰戦のトキや初のCTB・うみさんは、信頼感溢れるプレーでチームを牽引した

 

ノブナガ(左)

「個人的には走ることはできたが、FWとして出来なきゃいけないこともあった。次は今日よりいいプレーができるように明日から頑張ります。とは言え、今日は下級生の初試合で勝てて本当に良かった。」

竜ちゃん(右)

「今日の試合はとても良い経験になりました。昨日はノックオンする場面をイメージしてしまったりとネガティブだったんですが‥いざ始まると念願の初トライ!とかタックルとかジャッカルも出来たし結構良い内容だったんじゃないかと思います。ただ、ラインに浅く入ってたりすぐバテてフォロー行くのツラかったり他にも色々と課題が発覚してしまったので次には克服出来てるように頑張ります!」

 結局ピンチらしいピンチを一度も招くことなく、69-0でノーサイド。予想をはるかに上回る出来で、デビュー戦を飾った。

ゲームキャプテンを務めたNO8・リョウ

「まさかのキャプテン指名…それに戸惑いを隠し切れないまま今日の山手学院戦へ。一応自分なりに試合をイメージしていて、相手は三年もいるし簡単には勝てないしバックスはほぼ一年だしタックルもそこまでうまくは決まらず苦戦するだろうと思っていた…。しかし予想は大きく嬉しい方向にはずれ一年も普通にタックルに入り、倒し、突破して、ホントに一年生なのかと目を疑った。スクラムもでかさで負ける相手を圧倒、ラインアウトもすぱっときまってみんな集中しているなと思いました。ただ完封で勝ったというものの、やはり試合の組立て方、基本技術の無さがあってミスがあり相手のミスに助けられてどーにかなってた部分もあった。今日は大体は個人技で勝ってた部分も結構多いかな。でもみんな練習のとおりサインプレーや、サポートとか成果は出てると思う。これから、二年は一年すげーなって言うのは仕方ないけど、才能がないぶんもっと努力しないとマジで抜かれるぞ。一年も二年も今日の反省を自分で振り返って次に生かしてもっともっと努力して上手くなろう!!」

 

待ちに待った復帰戦・トキ(左)

「久しぶりの試合だったんですごく緊張したし、体力がなくて最後まで走れなかったです。でもボール持って走れたんで楽しかったです。これからはタックルに入れるように頑張ります。」

 

ゴールデンブーツ炸裂!SOまりも         CTBデビュー・うみさん

 試合後はいつも通り、アフターマッチファンクションを開催。今日ラグビーを楽しめたのも、相手があったこそ。「ノーサイド」という言葉が示すとおり、試合が終われば敵味方なく称えあうのがラグビーの誇るべき文化だ。激しくお互いぶつかり合ったからこそ深まる、尊敬の念と仲間意識。ジュースや軽食を手に、お互いを称えあい、素敵な「ラグビー時間」を過ごすことができた。柏陽からはリョウのたどたどしい?キャプテンソロによる校歌。山手学院もこれに応戦?して、立派な校歌を披露してくれた。やっぱりこれがあってこそのラグビーです!山手学院さん、本当にありがとうございました。これからも隣同士、お互い切磋琢磨していきましょう!

 

これぞラグビー、これぞノーサイドです!   リョウのキャプテンソロで始まる校歌

 

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