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テリーアゲイン!第2回石嶋スクラムセッション!

2008/06/06

 6月6日、中間試験がやっと終わった翌日、椿らFW前5人は「ちょっぴりの期待と小さな不安と大きな恐怖と果てしない絶望感」を胸に、グランドに集合した。そう、今日は前回一度来てくださった大学日本一・早稲田大学スクラムコーチの石嶋照幸さんがコーチングに来てくれた(もちろんスクラム以外は興味なし!)。

 16:00 練習開始。今回ももちろん、「つべこべ言わずにスクラム」だ。セッションは1人の突っ込み(早稲田伝統の練習)、3人スクラム、5人スクラム、そして8人スクラムと進んだ。前回は「ハイだめ」「遅い」「弱い」「絞れ」「膝落とせ」など、基本的なことをビシバシと指摘されたが、今回は「8人で組むスクラム」の指導を受けることができた。

石嶋

「2年前来たときとくらべて、基礎がしっかりできてたね。基礎練習をしっかりしてきたなというのがよく分かった。だから突っ込みや姿勢をすぐに切り上げたんだ」

 セッション開始からあっという間に1時間経過。「はるかに進化したスクラム」を教えてもらうことできた。すぐれたコーチの絶対要件、それは「コーチ自信が学び、進化し続けている」ことだ。この日に教えてもらったスクラムは、石嶋さん自身の現役時代の経験則ではなく、間違いなく近年に石嶋さんが試行錯誤し、進化させて作り上げたスクラムだった。もちろん、これを体得するには時間と経験が必要だ。しかし今の柏陽スクラムにとっては、大変有意義な刺激となった。

椿

「今日の練習では最新の技術を取り入れたスクラム練と非常に地味だが大変ツラい下半身トレーニングを石嶋コーチに指導していただきました。今後は今日教わったことをしっかり継続して今よりも数段強いスクラムを皆で作り上げていきたいと思います。」

 

 さて、今回も後半がお楽しみ時間。前回は「Z」に限定してスクラムフィットネスを鍛えてもらったが、今回は時間の余裕もあり、次々と変化する石嶋スペシャル。内容はというと「バランス型体幹チェック」「1対1スクラム型体幹チェック」「2対1プッシュ」「1対1プル」「アヒル(早稲田SH伝統のトレーニング)」「(やっぱり)Z」「姿勢」「タイヤ」のフルコースだ。

  

うずら

「石嶋さんが来るってことで、正直、今日1日ビクビクしてました。もちろん、僕らの期待を裏切ることなく行われたフィットネスによって、今僕の足はパンパンです。けど、今日強くなったなぁーという実感もあります。あとはこれを継続したいです。」

 

 紹介されたメニューが多いということは、各メニューのセット数はある程度の量だった。とはいえ、マッチャンのあんな姿(右下写真)を見たのは前回石嶋さんが来たとき以来だし、下校時間ギリギリにも関わらず小走りができてない姿を見ると、やはり追い込まれていたんだなぁ。

 今回も国内最高レベルのスポットコーチの指導を受けることができた。しかしそれだけでは決して強くはならない。教えてもらったことを意識し、日々トレーニングして身につけてこそ、コーチングがはじめて実る。継続は力なり。新しいスクラム、トレーニングメニュー。「いつの間にかやらなくなったね」なんてことのないように、継続継続継続!その先には決して揺るがぬ「柏陽のスクラム」が誕生することだろう。

 

 

と、ここまで記事を書いたところで、たった今石嶋さんから電話をもらった。

松山「一言、柏陽の生徒にメッセージをお願いします」

石嶋「スクラムの道は一日にしてならず!」

・・・完璧な締めくくりです。

フロント(前3人)に石嶋さんからジャージのプレゼント。ただしサイズはトップリーグプロップ用です・・・。

ぴー(左から2番目)

「練習前から落ち着きのないFW。石嶋さんの再来だ(汗)今日はどんな事をやるのだろうと考えると恐ろしくて仕方が無かった。でも強くなるために積極的に練習もこなせたし、新しいスクラムの組み方に確かな手応えも感じられた。あとは継続あるのみ!トップリーグのジャージを石嶋さんに頂いてとても嬉しかった。今はブカブカだけど少しでも似合う様にマッチョになりたいです!」

EBI(中央)

「 いや~いい練習でした。スクラムは新しい事を教わったし、色んなメニューをやったし。(でもやっぱりきつかった(笑)。)一番印象に残った練習はアヒル。ハーフがやってるこの練習はたまに見てて、大変そうだなとは思っていたけど、こんなにキツイとは思わなかった。チュー先輩やあずき…お疲れさまです。今度は僕も一緒にやります。ラグビージャージありがとうございます。まだジャージの方がデかいですが、ジャージが似合うように頑張ります。」

ほっしゃん(左端)

「テルさんがグランドに来た瞬間「スクラム何本やんだろ」「Zと姿勢やらされる…」「歩いて帰れんのかなぁ」とか不安でいっぱい。でもさすがは早稲田のラグビーでもなくFWでもなくスクラムのコーチ。1回ヒットを見ただけで何が悪いのか的確な指示を出してくれスクラムは劇的に良くなりました。しかしこのあとテリーズブートキャンプが始まってしまった…。
膝は笑うどころか大爆笑し、腿はなんだかよくわかんない未知の領域へ突入。しかしながらとても価値のある練習になりました。リコーのジャージも貰えたし大満足。贅沢な1日でした。また来てほしいです。
でもテルさんはやっぱり恐いや。」

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