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駒澤高校戦 経験と収穫の一日

2008/01/28

 127日、すっかり馴染みとなった駒澤高校といつもの人工芝グランドで練習試合(+合同練習)を行った。自力アップを掲げる時期、個人技がどれだけ高まっているかを確かめる絶好の機会だ。相手は何しろデカい!神奈川県下ではまずお目にかかれないほどのサイズを相手に、どこまでFWが引かずにファイトできるか。県下最軽量の柏陽にとってはこの永遠のテーマを克服するべく挑んだ。この試合のもう一つの見所は、1年生バックス「うみさん」「イマカズ」の復活。うみさんは3ヶ月ぶり、イマカズは半年ぶりの復帰戦となった。結果は十分合格点。うみさんは積極的にボールにからみ、イマカズはパスミスによる難しいボールを難なくキャッチして加速するなど、二人とも自分の役割をきっちり果たした。

 試合はBKBKでは完勝するも、駒澤高校NO8を分かっちゃいるけど全く止められない。キックが全く使えず(使う気もなく)、それがほとんどの失点に直結した。サインプレーはあれど、ゲームメイクは存在せず、勝機を逃した。ゲームメイクについては時期的にあまり気にならないが、FWのタックル力不足(タックルできる選手が限られている)は今後も大きな課題だ。

とはいえ、いいプレーももちろんあった。カズはグランド上で異次元のランニング能力を見せつけ、ケイは小森コーチ仕込み?のカットアウトに加え、捕まっても倒れることなく涼しい顔でボールを生かせる強さを証明した。この日一番の盛り上がりは後半15分のトライ。カズが相手を抜き去り、サポートした「快速プロップ」ぴーがパスを受け、捕まるやさらにサポートに走っていた「勤労フッカー」うずらに繋いでトライ。フロントの2人が独走するエースを追いかけてのトライ。柏陽が目指す方向を示すような素晴らしいトライだった。

接近プレーのキレに強さが加わってきたケイ

 試合には破れたが、収穫は多い。1年生BKの復帰だけでなく、FWはラインアウトに新たな課題を見つけ、スクラムやサポートコースについても大瀬さん(元早大FL)から細かく具体的なアドバイスを受けた。BKは小森コーチ(リコーブラックラムズ)から、ポジショニングや動き、考え方のアドバイスをじっくりと受けることができた。

うみさん

 3ヵ月ほど怪我で試合に出れず、久し振りの試合でした。今までタッチジャッジから見てきた試合に出れたのはよかったのですが、チームの結果・自分のウイングとしての仕事は満足できるものではありませんでした。もっともっと貪欲にボールをもらって、満足できる仕事をしたいです。

 

イマカズ

 自分は病気で約半年ほど試合には出られなかったのでこれまでとはちがう緊張感がありました。しかしグラウンドに立てばそんなことを考える余裕すらなくひたすらボールを追いかけ全力でプレーすることだけを考えながらうごけたことが良かったです!DFでのミスなど課題もたくさん見つかったので次までにしっかり修正し、更に上をめざして全力で練習に取り組んでいきたいと思います!

 

うずら

 すごくテンポのいい試合だったし、プレーしてても、そこまで負けている感じはしなかった。ただ、この内容だったら柏陽ももっと点を取れていた気がする。取りきるべきところで取りきれなかったという感じがした。あと、ラインアウトで圧倒できなかったのが悔しかった。試合後の練習でも、うまく取られてしまった。駒澤のラインアウトもかなり頭がいいので、これを上回れるよう、柏陽もラインアウトもっと上達したいと思います。

FLのスクラムについて大瀬さんからアドバイスを受けるEBI

 今週末からは横浜セブンスが開幕する。2年生の部に2チーム、1年生の部に1チームをエントリーしている。フェニックスの誇りを胸に、持てる力をすべて発揮したい。 

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