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聖地・秩父宮「早稲田対帝京」ボールボーイ体験!

2007/11/12

 11月11日、ここは日本ラグビーの聖地・秩父宮ラグビー場。

かつて新日鉄釜石が、V7神戸製鋼が、早慶明同が、そしてJAPANが、日本中のスターたちがこの芝を駆け抜けた。この地で無数の楕円球名ドラマが生まれ、これからも生まれ続ける。人生で一度でもこの芝を走れた者は幸せである。

 タマリバクラブと関東ラグビー協会のご好意で、柏陽フェニックスが関東大学対抗戦「早稲田大学対帝京大学」のボールボーイを務めることになった。早稲田はテリーこと石嶋照幸コーチ、分析スタッフの中丸さん、帝京は古田義之輔FWコーチが、今年わざわざ柏陽に来て指導をしてくれた。テルさんから言われた「おめぇらカメ(姿勢)でボールボーイやれよ」は半分冗談?として、早稲田・帝京に恩返しするべく、自分自身が楽しむべく、ボールボーイの任務を全うした。以下、部員のコメント。

コパ

 なんと今日はラグビーの聖地『秩父宮』のグランドにボールボーイとして足を踏み入れられる事になりました。この日はタマリバクラブvs北海道バーバリアンズと早稲田vs帝京の2試合が行われ、2試合目の早稲田vs帝京のボールボーイを務めることになりました。 
 秩父宮に入れるという事でウキウキしていたのですが、そんなお祭り気分はロッカールームに入る瞬間にかき消されました。廊下を歩いてる選手のオーラが凄まじく、自分達は声も発せないような雰囲気でした。中でもやはり五郎丸は別格で、194cm98kgのまるで木のような体格はもちろん、目がギラギラというか闘士がみなぎっていました。
 そしてそろそろ試合が始まるので選手より一足先にグランドへ行き役割の確認。メインスタンド側から両チーム選手が入場して来たときはなんとも言えない興奮でした。
試合は61-8で早稲田が勝ちました。やっぱり早稲田は盤石だなぁという気がしました。早稲田のSOが仰星出身の一年生でした。途中から桐蔭出身の一年生と大阪工大出身の一年生も出場してました。去年の今頃まで花園予選真っ最中の高校生だった人があんなに活躍出来るなんて...(ρ°∩°)
いろんな次元の違いを思い知らされた1日でした。

  

タマリバジャージを着せてもらってTVアピール   転んで選手から心配された愛きゅん

 

聖地のロッカールーム、貴重な経験です!       キッカーは五郎丸選手                

 

ケイ

 今日はなんと日本ラグビーの聖地秩父宮のグランドに立ってきました。選手と同じ目線で見る景色には、感動で鳥肌がたちました。自分の仕事は…あの五郎丸にキックティーとドリンクをわたすこと。少ししゃべりました。かっこよすぎました。惚れました。
その試合にかける意気込み、試合中の雰囲気、アップ時の気迫などを肌で感じることができて、本当に最高の1日でした。
なにより早稲田の選手が本当にかっこよかった。『もっと強くなりたい』とはっきり思えた1日になりました!!!

ケイと五郎丸選手

愛きゅん

 僕はまず早稲田の選手がバスから降りてくるところを見て衝撃を受けました。間近で見る早稲田の選手は非常にがっしりしていて、熊がいると思ったら五郎丸選手でした。あれだけ体ががっしりしてればぶつかってもそんなに痛くないだろうし、怪我も少なく、余裕が生まれるんじゃないでしょうか。いっぱい食べて筋トレに励もうとゆう意識が高まった一日でした。

まっつん

 今回のボールボーイはすごくためになりました!

五郎丸の迫力もすごかったんですけどキックティーを五郎丸に渡せなかったのが悔しかったです。スタンドオフの動き方が間近で見られてとても参考になりました、パスの速さ、クロスの動きなど自分に足りないものばっかでした。それに秩父宮のあのピッチに立てたっていうことがとても嬉しかったです。あとTVKに自分が映ってたのも嬉しかったです。

TV中継画面

うずら&愛きゅん

 

どきんちゃん                       愛きゅん

 

あずき、愛きゅん                       うみさん

 

画面を横切ったのはドキンちゃん?          イマカズ

ベンチ観戦組。映ってよかったねぇ。

 秩父宮を見ると色々な思い出が甦る。早稲田ラグビー時代、芝を駆け回っていた記憶は僅かしかなく、ほとんどはブレザー姿でレギュラー組の試合を悔しそうに眺めている記憶だ。一番記憶に残っているのは、この日もメンバーに入れず観客席を歩いていた私に、3つ上のスクラムハーフ西岡晃弘さん(早稲田→三洋→オックスフォード→タマリバ)がくれた一言だ。「諦めるのは簡単だよ。いつでもできる。だから諦めずに(頑張れ)!」シンプルにして衝撃的な一言だった。どんなに苦しくとも報われなくとも最後まで諦めないことを心に誓った。

 「諦めない力はその瞬間にも成功を呼ぶ」これは小中高大の先輩で現早稲田大学ラグビー部監督中竹竜二さんが、卒業追い出し試合のときに私の白ジャージに書いてくれたメッセージだ。これらの言葉に支えられたおかげで、大学時代最後の試合はアカクロの9番を着けて秩父宮を駆け回ることができた。

 「諦めるのは簡単だ。いつでもできる。」

 「諦めない力はその瞬間にも成功を呼ぶ」

柏陽フェニックスの一人ひとりに、この言葉を送りたい。

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