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第2クールはフィットネス!山へ海へ!

2007/08/03

2クールはフィットネス強化期間。といってもグランドでは7月はほぼ走りっぱなしのメニューが続き、ラグビーに必要なランニングフィットネス・コンタクトフィットネス両方をそれなりに付けてきたつもり。ラグビーに必要なもう一つのフィットネスとは?そう、メンタルフィットネスです。心が鍛えられ、しかも合理性や科学を超越した体力がつく場といえば、やはり大自然でしょう!ということで、81日と3日、柏陽フェニックスは「山へ」そして「海へ」と旅立った。

 

 1491mの塔の岳山頂 後ろに見えるのは富士山

1日は杉原隊長と山岳部2名のもと、神奈川が誇る名山・塔の岳(標高1491m)へ。

大雑把にルートを説明すると、渋沢駅(午前730分)→大倉バス停→大倉尾根→塔の岳山頂→烏尾山→三ノ岳・ニノ岳→ヤビツ峠→蓑毛バス停→秦野駅(午後17時)という行程。バスを除くと大自然を駆け抜けること約9時間。鎖をよじ登る岩の崖、大腿前部の通称「ブレーキ筋」を破壊するような果てしない下り、草木の僅かな合間を身を屈めて通るワイルドな道。爽快に鳴り響く山鳥の歌声もほとんどシカト。パーティーは必死に前へと進んだ。

 

2年生は昨年もこのコースを体験済みなので、余裕かと思いきや・・・。うずらは脱落寸前。何度復活しても最後尾付近に下がってくるタモリ、キャプテンも実はあまり余裕がない・・・。1年生というと元気も元気。カメラ片手にダッシュを繰り返すあずき、9時間しゃべりっぱなし?のEBI。「いやー、1年生は若いなぁ」という2年生(弱冠16歳)の弱弱しいセリフがどこかしこで聞こえる。体力も色々。どうやら大自然を遊びまわる体力に関しては、1年生の方が遥かにあるようで。

   

タモリ

日は時間がたつにつれて暑さ・湿度ともにぐんぐん上昇し、登山には絶好の天候となりました・・・↓↓しかも、標高の変化とともに気温が激しく変化し、気持ちが何度も折れそうに…。『でもそんなの関係ねぇ!』と言いたいところですが、ムリなものはムリです。登るにつれて先頭集団はほとんど1年、最後尾は全て2年となり、後輩の若さが実感出来た1日でもあったと思います。自分は、登り下りともに最下位争いを演じ…けど、気持ち(笑)でなんとか登りきりました。相撲でいえば三賞のうちの敢闘賞をもらっても問題ないくらいです。チームとしては、今日高い所で得た経験を菅平で大いに生そう!…とは思いませんが、1つの過酷な試練をみんなで乗り越えることが出来たので、必ず何かの役に立つと思います。←(フィットネスとか。)そんなわけで、夏の目標がクリア出来るように各自が向上心を持って頑張りませう。P.S   夏場に向けて、横浜のプレーオフ進出が危うくなってきました。

 

リョウはエナメルで登山・・・。さすがです。     EBIはいつでも元気です。

あずき

今日は、初めの予定には無かった山登りでした。登って少しの間は緩やかな道が続き、笑顔で歩いていたけど、だんだんと道は険しくなってきました。途中に崖のような道があり、いくら上を見ても終わりがありませんでした。所々から「まだあるの!?」と言う声が聞こえ、いつの間にか笑顔が消えていました。でも、やっとのことで頂上に着いたときには全員が達成感のある顔つきになって、昼ごはんを食べていました。帰り道も崖等がありましたが、普段のキツい練習のおかげか最後まで登山を楽しめました。

とてもキツいリフレッシュでしたが、とても良い経験になりました。

  

                        2年はぐったり。

 

野生です!

  

日は朝から金沢八景近くの海の公園へ。午前ということで海水浴客も少なく、タッチフットコートを2面確保。公式ビーチフットボールルールで1時間みっちりプレー。華麗なサインプレーや珍プレーの連続で大盛り上がり。はしゃいでいるから気がつかないが、実は1時間も砂浜を走りっぱなし。

 

 

次はビーチフラッグス(ボールだけど)。カズのぶっちぎり優勝かと思いきや、強引な割り込み術を駆使するケイが優勝。1年生の部では地元民のうみさんが、あずきを抑えてチャンピオンとなった。

 

さて最後はやはりフィットネス。様々なショートダッシュを20本程度やった後に、シャトルランで締め。フラフラになりながらも、各自が自分の限界にチャレンジし、お互いが声を出して励ましあうことができた。なんだかんだ2時間も砂浜を走り通した。

  

椿

昨日の練習後に松山先生から「明日は海の公園に9時集合」と、聞いて自分はとっさに「走るんだろうなぁ~」と、思いました。そして今日になっていざ海の公園に行って見るとボールと水をいれるボトルが当然のように置いてあるのを見て自分の予想は確信に変わったような気がしました。しかし意外にも最初に行なったことはビーチラグビーというものでした。ルールは基本タッチフットと一緒で1回だけ前に投げて良い、というルールでした。その斬新で新鮮なルールに部員たち(自分も含めて)は楽しくプレー出来た、と思います。自分自身も普段はしないことも挑戦したりしてとても面白かったです。その後はビーチフラッグ(フラッグではないが)を行いました。自分は無論初戦敗退。しかし決勝のケイVSカズは近年稀に見る名勝負でした。結果はケイの勝ちでしたがとても盛り上がる一番でした。
 しかしその盛り上がりも「フィットネス」という言葉に一瞬でかき消されてしまいました。その30分後、フィットネスが終わって部員達は皆、日陰で動くことが出来ませんでした。
その午後は上郷高校で試合をしました。その試合ではタックルミスから失点する、という場面がいくつかあり、それは今後の課題だと思いました。今日は思い出に残るような一日でもあり、またこの夏に克服しなければならない課題が見つかった、とても実りある一日だったと思います。

 うみさん

予定表に<フィットネス>と書いてあったとき、厳しい練習だろうな...と思ってました。半分当たりで半分外れでした。始めにやったビーチタッチフット普段のタッチフットにいくつかルールが加わった形で、攻めの選択肢も増えました。たまにはこういうのもいいかな?って感じで結構面白かったです。後にやったシャトルランではきついけど、走ってる人を皆で励ましあう。という形で部活としても結構まとまることができたと思います

 午後の試合
先生が反省点として挙げてたのは個々の能力について自分はまさにその通りだと思いました。
ATではボールに触れる機会なしDFのときも相手ウイングと一対一で力負けして、そのままトライを許したりしました。ウイングの一対一の大切さを知ることができたので、個人練に生かしていきます。あと、負けたときの悔しさを忘れずに練習に取り組みます。

 


 前へ前へと進むメンタルタフネス、合理性や科学を超越したワイルドな体力、そして同じ思いをして一体感を増したチームワーク。ちょっと風変わりな第2クールも目標を達成!いよいよ第3クール、聖地・菅平へ!

この日の午後は上郷高校・横浜高校と実践練習(試合形式)。Aチームを出すと出だしからトライを量産し圧倒するも、メンバーを1年主体に変えると一気に劣勢に。1年生にとっては苦く、そしていい経験となった。

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