花園予選までこの試合を含めて、残すところ2試合となった。 
その相手は、何度も苦杯をなめさせられた横須賀総合高校だった。



その試合内容というと、敵陣ゴール前までは何度も攻め込むものの、単純なミス  により何度もチャンスを失ってしまう。大会に向けてミスをしないという目標を立てたにもかかわらずその目標を果たすことができない。
そんな中、こぼれたマイボールをターンオーバーされて、外に運ばれ先制トライを許してしまう。  その後は自陣深くにボールを運ばれても、ガンセキのナイスタックルなどで粘り強く守り、得点を許さない。ところが前半途中、ラインアウトモールによりトライを許してしまう。その後敵陣深くまで攻め込むものの、やはりノックオンや接点での反則により攻めあぐねてしまう。  しかし敵陣前で責め続けて、スペースのあいた所にガンセキが走りこみトライをあげる。 そのまま前半は終わり、トライ数は1-2で折り返す。



ミスをしないともう一度確認してのぞんだ後半だが、開始早々キックで陣地を取られラインアウトモールでトライを許してしまう。その後は、8単やキックチャージでトライをあげるものの、キック処理のミス等  から自陣に入られフォワードで押し込まれて、といった苦しい展開が続 き、そのまま21-29でノーサイド。
結局ミスにより取れるところでとりきれず、リベンジは果たせなかった。このままいけば花園予選でも同じような結果になるのは明白。この練習試合を糧にして、さらにミスに対する意識を高めていかなければならない。



ガンセキ
「勝ちたかった。本当に悔しい。花園予選は負けたら終わりなので気を引き締めていきたい。」

富士山
「コミュニケーションが少なく、思うような攻撃が出来ない試合だった。イメージをさらに膨らまして周りをよく見てプレーしていきたい。」