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関東予選3回戦VS日大(ガンセキ)

2011/04/25


4月24日、桐蔭学園高校グラウンドにて関東大会予選三回戦が行われた。桐蔭グラウンドと言えば堀内組が花園で準優勝した桐蔭学園を相手に前半終了で0-7で折り返した激闘のグラウンドである。相手は大型FWをかかえる日本大学高等学校。去年のあの悪夢が脳裏をよぎる…勝利するとシード権獲得すなわちカリブ組の目標だ。観客100人いれば100人日大が圧倒的勝利すると確信するだろう。それを考えると悔しくて、悔しくて、とにかく1%の可能性を信じてみなそれぞれの思いを胸に試合へと挑む。
















前半幾度もピンチをむかえるが柏陽の魂のこもったタックルによって得点を許さない。しかし日大のパワフルな攻撃にじわじわとゲインされ2トライを許してしまう。前半終了間際、敵陣でペナルティを得る。キャプテンカリブはPGを選択。キッカーはヨッシー。みんなが祈った。頼む入ってくれ…蹴られた楕円球は見事ポールの間に吸い込まれた。前半終了3-10。いける。全然いける。小さくたってここまでできるということに自信を持てた。






























しかしまだ折り返し。スコアも負けているわけだし満足してはいけない。後半日大の大型FWにモールでトライを許してしまう。前半に比べタックルも高くなっていき一人一殺ができない。疲れも出始めたかさらにトライをとられる。このままじゃ終わりたくない。1本とって帰ろう。そう誓った。
後半終了間際ガンセキが相手DFの穴を見逃さずロングゲイン。
















FWでじわじわとインゴールにせまり、最後は停滞からガンセキがサイドをつきトライ。試合終了。結果は10-48で負けてしまった。去年のリベンジを果たせなかった。悔しい…しかし、ピアノマンが日大相手にスクラムを耐えたり、ダンの積極的かつ強いプレー、にんにんの超低いタックル、ジョーのパワフルな攻撃、など2年生の活躍も見られた。自信を持ってこれからもプレーしてほしい。 















また柏陽の課題も浮き彫りになった。フィットネスが足りないことも痛感した。細かいミスがたくさんあってチャンスを生かしきれなかったことも痛感した。これからの意識と努力次第でいくらでも柏陽は強くなると思う。


ピアノマン「体が小さくても小さいなりにラグビーができると、少し分かった気がした。しかし同時に、体の大きさが必要なことも分かった。結果は負けであったが、秋につながるような試合が出来たと思う。個人としても、チームとしても、多くの課題が見つかったが、一つ一つ練習してステップアップしていきたい。」

ダン「ミスが多くラックもうまく作れなくて迷惑ばかりかけてた。一年も入ってくる時期なので、負けないようもっと頑張らないといけないと思った。」

 これからは1年生も加わるがどんどん先輩の真似をして上手くなり先輩を脅かす存在になってほしい。最初は慣れない環境で疲れもたまるだろうが、こんなに達成感のあるスポーツは他にはない。ラグビーを楽しんでほしい。一緒に頑張ろう!!

 

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