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~オギ組引退メッセージ~

2010/11/23

     


オギ(キャプテン・FB)

引退してから一週間が経ちましたが、今はまだあまり実感が湧いていません。それでもこうして引退メッセージを書いているということは、やっぱり引退なんだなぁ‥‥。とても寂しいです。

二年半を振り返ってみると本当に多くのことがあった。大雨の中やったセブンスでのしぼりとか、60分間狂ってタックルし続けた桐蔭戦、そしてなんといっても鬼の破壊的フィットネス。辛い思い出のほうが多く浮かんできたけど、だからこそそれを共に乗り越えてきた仲間との友情は、とてつもなく固い。特に三年生のこの8人は、一生ものの仲間だ。もしこの道を選んでなかったら、と考えるとやはり柏陽ラグビーに入って心からよかったと思える。改めて、このチームでラグビーができて本当によかったです。

結果を残せなかったことに関しては、本当に残念です。多くの方々から応援してもらっていて、その恩返しがなにも出来ずに終わってしまったので。そのぶん、来年はきっとやってくれると思います。これからは、柏陽ラグビー部OBとして、期待してます。

最後に、柏陽ラグビーに関わる全ての皆様、今までたくさんのサポートや応援、指導、本当にありがとうございました。この二年半の経験を胸に、自信をもって、誇りをもって、人生を歩んでいきたいと思います。フェニックス、ありがとう。

まりも(BKバイスキャプテン・SO)

今振り返ってみるとこの三年間生活のほとんどはラグビーがしめていた。毎日のようにラグビーをしたし風呂にはいったりトイレにはいったりつまらない授業のときふと気付いたらラグビーの妄想のようなイメージをしていた。それだけラグビーが好きだったし楽しかったのがこうして生活にラグビーがなくなるとよくわかった。思ってみればたくさんのことラグビーを通して得ることができたと思う。あげればキリがないけど弱い自分をしることだったりそいつにいかに打ち勝つかこととか継続の大切さなどたくさん教えてもらいました。まだまだわかっててもできないこともあるけど…。でもどれも本当に大切なことで、でもなかなか言うほど簡単じゃなくて、でも大切なことなのでこれからの人生でも意識したいと思います。

この三年間を今書こうと思うといくらでも書けるくらい中身の濃くて本当に本当に充実した時間でした。

そしてこんな最高な時間をすごせたのも自分を育て色々な面で支えててくれたたくさんの人、松山先生、大瀬さん、小森さん、山本先生、先輩方、後輩、保護者の方々、OBの方々、トレーナーの方々、柏陽高校ラグビー部に携わってくれた人、恋人や高校の仲間、そして最後の半年間からで本当にやりづらく大変だっと思いますが自分たちに全力をそそいでくれて伊藤先生、小松さん、久保田さん親子、本当にお世話になりました。本当にありがとうございました。そして三年生のみんな本当にありがとう。


書きたいことがたくさんありすぎてまとまらないのでこれくらいにしておきます。

本当に最高な三年間でした。


ミット(FWバイスキャプテン・PR)

この三年間を振り返ってみると辛かったり、悔しかったりしたことばかり思い出す気がする。ちなみに皆もだと思うけど個人的に一番辛かった且つ恐かったのは去年の破壊的フィットネスとその時の松山先生です。あれは地獄だった。()

勿論、楽しかったこと、嬉しかったこともあったと思うけどあんまりはっきりとは思い出せないね。

去年の翔碧で小森さんが書いていたことも思い出した。「嬉しかったことよりも負けて悔しかったことを思い出す。」みたいな感じだった気がする。

その通りだった。横須賀をはじめ、それからも関東に完敗し、中等はリベンジしたけど、桐蔭、日藤、日大、そして横須賀総合に負けた。その時の悔しかった気持ちは忘れられない。おそらくこれからもずっと。

悔しかったことはこのまま話せばたぶん一試合一試合話せてしまいそうなんでこの辺にしときます。

 

この高校三年間で自分にとって最も良かったことはラグビーをやれたこと。そして生涯の恩師になるであろう人達に出逢えたことと、入学当初に比べて身心共に大きく成長できたことだと思う。ラグビーのおかげで俺の高校生活は輝いていた・・・かもしれない。まあラグビーをやったことで後悔したことはなかった。

コーチに恵まれ、仲間にも恵まれて、本当に充実した三年間だった。最初に悔しいことばかりだったって言ったけど、やっぱり何だかんだメチャクチャ楽しかった。ラグビーをやったからこそ出会えた友達、そして感じることができた気持ちは一生の宝物になる。当たり前だけどラグビーをやっていたから今の自分がある。それを噛み締めてこれからの日々を過ごしていきたい。

 

最後に後輩に言いたいことはいっぱいあるけど一つだけ。やると決めたら絶対に諦めるな。諦めてしまえばそこで終わり。どんなに辛くても諦めなければチャンスは来る。ごめん、やっぱもう一個。ラグビーを楽しめ。辛い中でこそラグビーを楽しめ。それでこそラグビーの楽しさがわかるはずだ。まだいろいろ言いたいが、これぐらいにしとこう。終わらないし。 

じゃあ本当に最後に。

このラグビーをやった三年間は今まで18年間の中で、そしてたぶんこれからの80年間(俺100歳まで生きるから。)の中で最強につらくて最高に楽しかった!
この俺のラグビーに関わってくれた全ての人へ。本当にありがとうございました!



チマオ(ウエイトリーダー・PR)


 

今までをふりかえってみると一番忘れられないのはやっぱり地獄の一週間かな。あの辛さは自分の人生のなかで早くも殿堂入りの出来事だと思います。もうひとつ、ラグビー部に入ったばっかりのとき石島さんが柏陽にきてくださったときのことも忘れられません。地獄よりは辛くなかったけど、当時1年生の始めだった自分にとっては衝撃的で、石島さんのオーラに圧倒され、緊張で無口になったのを覚えています。

今となっては楽しい思い出ですと言いたいとこですが、この2つだけは楽しいとは決して、決して言えません。でも、ラグビー部に入って本当に良かったと思います。合宿やらラグビーフェスタやら毎日の練習も本当に楽しかったです。

引退して、すぐに勉強モードに切り替えとか言っておいて切り替えるのに1週間もかかったのはそんな楽しいラグビー生活がおわるのが嫌で嫌でしょうがなかったからです。今でもその想いは拭いきれないですが、これから柏陽フェニックスのOBとして柏陽ラグビーに携わっていけることが嬉しいです。本当に柏陽フェニックスの皆さんには感謝しています。これからもよろしくお願いします。そして後輩のみんなは応援してるんで精一杯頑張ってください。



BIG HIGH(SH)

 

誰もが言うように高校生活早かったですね-。先輩に誘われ幼かった自分が今でも鮮明に蘇ってきます。部活をやっている時は「今日つらいな~」とか「明日練習か~」なんて思う日もあったけど突然なくなるとなんか物足りなく、一日の満足感が欠けるような気がして非常に寂しいです。今は受験勉強で日々潰されそうです。(ある意味充実してまーす!!笑っ)

まぁちょこっと三年間振り返ってみましょう。

一年生のころは勉強なんかほったらかしで、とにかく楕円球を追いかけ、指なんか折っちゃったりして部活終わった後もみんなと帰り、また次の一日が始まる、そんな日々が本当に楽しかったです。(破壊以外)

二年生になると練習にも気合いが入りその時三年生だった先輩たちのおかげで練習もアゲアゲで充実していました(タックルと破壊以外)。思い出の試合は合宿での牛久戦と桐蔭戦ですかね。どちらの試合もアップから気合いの入りが半端なかった!!こうゆう試合で本当のラグビーの楽しさを知ることができました。

そして三年になって、とにかく負ける気がしなかった。もし三年だけでチームが組めたならと思うとゾクゾクしてくる。しかし大会で成績は残せなかった...

ここで大敗の日大戦後、松山先生が去った。当時は正直言って、伊藤先生と上手くやってけるかが不安だったげど、今考えると二人の先生、小森さん大瀬さん、そして小松さん久保田親子などなど。そんなたくさんの方に違った観点から指導していただいたことは幸せだったなと思います。思い出の試合はやっぱり横須賀戦。あの緊張感はラグビーそのものを味わえました。そして高校生活最も楽しかった試合は大産大戦です。あの試合は負けてしまったんですがなんかよくわかんないけど試合後もウキウキしてました。笑)最後の試合があんな形で終わってしまったのでまたこれからもラグビーに携わりたいと思っています。

 

後輩へ

ある意味楽しみな代だと思っています。まだまだ引っ張る存在は少ないからこれから誰が頭角を出すのか楽しみです。期待しています。一年生はとにかくがむしゃらにやってください。ってか先輩達抜いちゃてください。あと練習は楽しくやってください(前も言ったけど)。それから結局はタックルとメンタル、それが最後に勝てるチームだと自分は思ってます。そんなチーム目指して頑張ってください。

 

最後に

自分の生きる道を導いてくださったコーチの皆さん保護者の皆さんOBの皆さん、お世話になりました。これからこんな充実した高校生活を糧に日々ステップアップ出来たらと思っています。

そして松山先生、伊藤先生、最後までありがとうございました。


ノブナガ(FO)

横須賀総合戦から1週間経った今でも部活がない生活に慣れない。今まで当たり前だったことが失ってみていかに自分の高校生活のなかで大きな比重を占めていたのかを改めて実感させられる。

 

3年間振り返ってみると、始めた頃はとにかくがむしゃらだった。3年生が引退して試合にもでるようになるとますます楽しくなった。1年半一緒にやってきた先輩達だけど桐蔭戦、最高の雰囲気だったけど負けた。そして迎えた最高学年、"花園""REAL"に目指すことになって、朝も昼も練習することにした。関東予選も近づいてた春、本当に衝撃的だった。まさかの松山先生が横須賀に異動。関東予選が終わるまで柏陽の監督だったがそれも横須賀と引き分け、抽選で進んだら日大に敗れて終わった。新しく来た伊藤先生のもとで半年間やってきてついに花園予選開幕。こんな結果を誰が予想しただろうか、2回戦、対横須賀総合、3-6。柏陽PHONEIXでの2年半が終わった。


ざっとこれまでを振り返ってみたけどこんなんじゃ書き表せないくらい充実した時間だった。この仲間でラグビーできて本当に幸せだ。

 

でも今思い出すのは負けて悔しかった試合ばかり。やっぱり最後の試合。これまでがあの50分で終わったのかと思うと…。なんか言葉にできません。だから下級生にはこんな思いをしてほしくない。日々の練習を意識高く、雰囲気を大事にして来年の秋、最高の大会にしてください。

何書いていいかわかんなくてこんな文章になったけど、また言いたいことがあったらその時言います。

 

最後に柏陽PHONEIXを支えてくれた全ての人に"ありがとう"




タニ(主務・CTB)

引退して一週間、改めてラグビーが生活のほとんどを占めていたんだな感じています。ラグビーと出会って2年半、本当に短く、でも充実した2年半でした。

僕は中学時代は体操部だったけど柏陽に体操部はなかったので新しいスポーツを始めようと決めていた。オギとは小学生の時からずっと同じ学校で、二人で部活を見に行った。始めはバレーボールでもやろうかと思ってたけど、部活紹介で先輩のパスを見て興味を持ち、体験会でラグビーの魅力に取り憑かれすぐに入部を決めた。

1年の頃はラグビーというスポーツがとにかく新鮮で色んな事を吸収した。海フィットネスや富士登山、菅平での合宿など初めて尽くしだった。また、その年から始まった破壊的フィットネスでは地獄の一週間を体験。シボリかと思いきやまさかのソフトボールなんてこともあった(笑)。

2年では、個人的にターニングポイントとなった桐蔭中等戦での敗戦、その日からラグビーに対する気持ちが変わった。合宿ではチームがどんどん一つにまとまっていく感じがした。そして2度目の破壊、ノブナガが死んだ(その時は本当に死んだと思いました…笑)。桐蔭戦では皆が狂ったように叫んでいて、自分でもすごかったと思える試合だった。

オギ組が始動してからは日々がとても速く過ぎていった。花園を見に行ったり、部歌を作ったり、セブンスで3度優勝したりなどフェニックスの新たな歴史を作ることが出来たと思う。またケガで入院したときは3年の皆が来てくれて本当に嬉しかった。合宿はケガで試合に出れるかわからなかったけど、トレーナーさんたちのおかげでなんとか間に合った。3度目の破壊では、一日だけだったけど今までで一番自分達を追い込んだ。そして最後の花園予選、横須賀総合戦。

と、この2年半の出来事を色々思い出してみると、この道を選んで本当によかったと思う。もし違う選択をしていたら、肉体的にも精神的にも強くなっていなかったし、こんなに楽しい高校生活を送れてはいなかった。松山先生、伊藤先生、コーチの皆様、最高のコーチングをありがとうございました。また、OB、保護者の方やトレーナーさん、そして両親のたくさんのサポートにも感謝しています。本当にありがとうございました。

柏陽フェニックスの一員であることを誇りに思います。本当に幸せな2年半でした。これからも、不死鳥のように壁にぶつかっても決して死なない自分でありたいです。




チャー(LO)

2年半、本当に長いようで短かった濃密で少し(いや相当?)ツライ、でもすごく幸せな時間でした。それはもちろん、「柏陽Phoenix」でプレーしたからです。こんなにも熱い、人間味があふれるスポーツをこのチームで経験したことは一生の財産になりました。
なぜラグビーを選択したかは、入学当初「中学と全然違って、高校はこんな感じかぁ」とちょっとマイナスな感じのとき、大高と一緒にラグビー部に行って、そこで出会った後の仲間とラグビーをしたことがとてもおもしろかったからで、そこがラグビー生活のスタートでした。最後はケガして情けない奴で終わってしまいましたが、そんな自分が今でもよく覚えているのが去年の花園予選ベスト16vs桐蔭学園戦と、今年の春のvs横須賀高校戦です。桐蔭戦は雨のドロドロの中、超盛り上がってプレーしてて本当に勝てる気がしていた。あの雰囲気は最高で楽しかった。横須賀戦は、何か心がグチャグチャだったのでどんな感情だったかは表現できない。でもとにかくヤバかった。どちらももう一生味わえないものだと思います。もちろん、3度の破壊的フィットネスも忘れられません。そして人間として大切なこともラグビーや先生方から教わりました。そういうことも含めて、ラグビーは素晴らしいものだということを、ラグビーを知らない人にも教えたくなるくらいラグビーを好きになりました。
最後に、柏陽高校ラグビー部に関わる全ての人にとてもお世話になりました。本当に支えてもらいました。ありがとうございました。

 


 

 



 

 



 


 

 

 

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