大きくする 標準 小さくする

初陣!! (グッキーwith テツ)

2010/12/23

12月19日、晴れ時々曇り。未明のクラブW杯の…と書こうと思ったがそんな気分ではない。
新人戦二回戦が横総Gで行われた。柏陽は一回戦を行っていないので(対戦校棄権のため)、今日が新チームの初陣となる。相手は、忘れもしない二カ月前の花園予選で苦杯を舐めた横須賀総合高校だ。こんなに早くリベンジの舞台が訪れるとは思わなかった。
タレント集団だった三年生の引退により、戦力は大きく落ちたと言わざるを得なかった。それでも新チームの目標を柏陽至上最高成績、すなわちシード権獲得とした。
 
戦術も刷新し、迎えた今日。柏陽はチームの核、カリブを負傷離脱で失っていた。加えて、一年生の多くがAチーム初出場。二年生もチーム事情から今まで経験のないポジションでの出場。だがそれは言い訳にならない。どこのチームもだいたい事情は一緒。横総は同じ公立であるから負けていいはずがない。
 
 
 
 AM11:00キックオフ
 序盤、ヨッシーのキックでエリアを取っていくものの、度重なるペナルティーで自陣での時間が続く。柏陽はBKラインに入ったガンセキ、CTB起用のサッチ、グッキーで攻撃を計るも、花園予選でも見せた横総の屈強なDFに阻まれる。
柏陽はタックルミスから、次々とゲインを許す。さらにはペナルティにより自陣深くに入られる。加えてDF時には、戦術理解の欠落による痛恨のミスもあり、試合のリズムは崩れていった。
 
この試合、ヨッシーのキックが抜群の飛距離を見せた。敵陣ゴール前、マイボールラインアウト。そのチャンスは何度も訪れた。しかし、スローミスによるオーバーボールの連続。組めたモールはターンオーバー。ことごとくチャンスを生かせなかった。
 
 0-27。グッキーのナイスタックルで何度もトライを防いだが、結局柏陽は1トライもできずノーサイド。初陣を飾ることは出来なかった。
 
ジョー
「自分のやることをほとんどやらないうちに終わってしまった。個人の技術で負けては連携も何もないので、この冬の間にタックル、立っていられる技術などを身につけて、また試合に臨みたい。」

ガンセキ
「カリブ組初戦ということでとても緊張しました。結果は負けてしまいましたが、次につながる良い経験になりました。自分自身の課題も明確に洗い出せたのでそれらを確実に解決して、また一回り大きくなります。」
 
サッチ
「カリブ組最初の公式戦が花園予選で負けた横須賀総合ということで、一人一人気合いは入っていたと思います。しかし基本的なプレーでの雑さが目立ち、ペナルティが多く、結果としてリベンジは果たせませんでした。これからは、まずは体作りから意識高く努力していきたいです。」


戦術を理解しないまま試合に臨むなど論外だ。それ以前に個々の基礎スキルにも差があった。いくら戦術を追求しても結局は個人スキルだ。初公式戦の一年生、新たに重要な位置についた二年生、それぞれの課題が浮き彫りになり、重い責任を感じていることだろう。しかし体が小さくても戦える、という手応えは得た。けれど、よくやったなんて思いたくない。やっぱり悔しい。逆襲への時間は残されている。


保護者の皆様、応援ありがとうごさいました。


コメント

名前:
Eメールアドレス:
コメント:
ファイル

画像の英字5文字を入力して下さい。:
パスワード: