予定が急遽変更し、試合前日の土曜日の練習はOFFとなり、体を休め、疲れを取っての試合となった。この日の天気は曇り。雨もパラパラ降っていて風も強めだったが、かなり動きやすいコンディションだった。２年生２人の足骨折兄弟の怪我も治り、久しぶりに２、３年全員揃って試合に臨んだ。横浜市地区大会の第２戦目である今日の相手は横浜商大。花園を目指すのならば絶対圧倒しなければならない相手だ。気を引き締めて試合に入った。

試合開始。相手キックオフを取ったチマオを中心にモールを組んで押し進む。そして前半２分オギの華麗なステップで相手を抜き去り先制トライ。この勢いは止まらず、FW・BK共にトライを重ねる。

後半もFWがラックをつくり、BKの見事なラン、パスにより大量のトライを築く。しかし、ラスト１プレーで柏陽がミスしてこぼれたボールを拾われ、ゴールラインの手前５ｍまで運ばれて結局トライを許してしまう。

終わってみると83ー５の大勝。力の差を見せつけ圧倒した。が、やはり課題は多く残る。特にこの試合はペナルティがかなり多く、さまざまな種類のペナルティをとられた。先生の言うとおり、もしこれが格上の相手だったらまずいだろう。また、ここ１週間ＤＦの練習をしてきたが、もっともっと改善すべきことが浮き彫りになった。

オック
「長い怪我人生活を終え、やっとこの商大戦で復帰できた。この試合では体力はまだ衰えているものの、試合の感覚を思い出すことはできた。 怪我する前と後で心境の変化があるので、その変化をこれからの練習や試合で出していきたい。」

チマ
「横浜商大戦で意識したのはDFとチェイスです。DFは自分では満足のいくものではありませんでしたが出足を意識できたし久保田さんから合格点をもらえたのでまずまずかなと思いました。チェイスもラックサイドからは上がれたと思います。だけどATの時のランニングコースとスピードが全然ダメだったのでそこを修正していきたいと思います。」

今回、アフターマッチファンクションは両校の都合が合わずに開催することができなかった。僕とかはものすごく人見知りなので相手校の方と積極的に話せることが少ないのだが、アフターマッチファンクションは雰囲気自体がとても楽しいので、毎回楽しみにしている。一発ギャグがまわってくるかもしれない恐怖に、皆いつも苛まれてはいるが…(笑)。


これから試合のある週が続きます。こうして次の試合を迎えられるのはＯＢの方々、そして保護者の方々の応援のおかげです。そのことに感謝して、期待に応えられるよう日々精進していきたいと思います。本当にありがとうございます。また応援よろしくお願いします。