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横浜セブンス(オギ)

2010/06/16

海の公園グランド、セブンス、と聞くと誰もがどこか心のすみで抱いてしまう感情。そう、一年前のあのしぼりだ。自信満々でむかえた去年は、予選リーグまさかの全敗。柏陽史上最大のしぼりで幕をとじた。そんな苦い記憶の一方で、冬の横浜セブンス、YCACセブンス優勝という絶対的な自信を持ち、試合に臨んだ。



予選リーグ第一戦「vs松陽高校」
セブンスは6分×2。何が起こるかわからない。かつて嫌という程味わってきた。とにかく入りが大事…にも関わらずキックオフでのミスがあり、なかなか流れに乗れない。セブンスキャプテンまりもやオギの個人技でトライを重ね、最終スコアは47-0で勝利。



予選リーグ第二戦「VS愛川高校」
15人制で何度か戦ったことのある相手だが、その気迫はただものではない。キックオフ。セブンスらしく広いスペースをうまく使い、次々とトライを築く。しかし後半、消極的なミスから、トライを許してしまう。52-7。

予選リーグ最終戦「VS横浜サイエンスフロンティア高校」
実はこの試合も、三年生が主体のメンバーでいくつもりだった。しかし二年リーダーのカリブが二年主体のメンバーでやらせてください、と意見。普段あまり意見しない二年生なだけにこの試合への熱意が伝わり、メンバー全員を二年生とし試合に臨んだ。タックルやコール不足など、まだまだ課題はあるものの29-0で勝利。予選リーグ一位通過を決めた。



一位リーグ第一戦「VS横浜商大高校」
キックオフ直後からゲームを支配する。ミットの豪快なランやBIGHIGHの堅実なサポートでトライを重ねる。安易なDFミスでトライを許すも47-5で勝利。



一位リーグ第二戦「VS関東学院六浦高校」
これまで全勝できてむかえる最終戦。もちろん勝てば優勝である。All or Nothing。勝つか負けるか。最高のテンションでキックオフをむかえた。開始早々、その気合いが空回りしたのか、左右にボールを回され先制トライを許してしまう。しかしすぐさまタニがトライを奪い、流れを引き寄せた。ノブナガのマイボールキックオフキャッチからチマの珍しい?トライや、まりもの個人技などで試合を決定づけた。ラストワンプレーで、パスミスからつながれトライされるも、36-12でノーサイド。横浜セブンス二連覇を飾った。


ミット

「去年のこの大会では苦い思い出しかありませんでした。それを払拭するために本当に気持ちをいれて臨みました。全体的には自分のしたいプレイができてよかったです。でも、ところどころ集中が切れてしまって雑なプレイになっていたので15人制では60分間集中を持続出来るようにもっと努力します。」

まりも

「海の公園でのセブンスはあんまりいい思い出がなかったので優勝できてよかったです。今回のセブンスも自分としてもチームとしても良いところもあったしまたところどころ課題も見つかったのでこれからの15人制にいかしていきたいです。」

ヨッシー

「優勝できたのは嬉しいが、2年生にとっては反省点がたくさんでた試合になった。もっと練習して、3年生に追いつき、抜かせるように頑張って行きたい。」


色々なプレッシャーの中で結果をだせたことには意味がある。内容も入りこそよくなかったものの、試合を重ねるごとに成長した。
さて、次は15人制。能力の高い一年生が入り、誰がレギュラーとなってもおかしくない。変われるか変われないかは自分次第だ。さぁ、今こそ変わろう。

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