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古田義之輔氏コーチング・柏ヶ谷中学校合同練習

2007/01/27

 昨年の花園覇者、名ドラマ「スクール☆ウォーズ」のモデルにもなった名門・伏見工業は今年、京都府予選で姿を消した。伏見に痛い目を合わせたのはいつもの宿敵・京都成章高校だった。充実した戦力で対抗戦優勝を狙った慶応義塾大学は、早慶戦を前に痛い黒星を喫した。相手は帝京大学。「赤い旋風」の異名を持ち、近年は完全に早慶明と肩を並べるほど成長している。

 1月27日、考えに考え抜く男・古田義之輔氏(京都成章高校アドバイザー、帝京大学コーチ)から、柏陽Phoenixは3時間みっちり、ラインアウト・モールの指導を受けることができた。ちなみに古田氏は、顧問松山がオーストラリアにコーチ資格を取りに行った時の同期生だ。

  

 この日はポジションレス。BKも全員がジャンパーとなり、リフターとなった。ジャンパーの飛び方から始まり、動き方、リフトのコツ、etc、今まではできているつもりでいたスキルがどれだけ精度の低いものだったかを痛感した。そして、古田氏の分かりやすいコーチングのおかげで、超短時間で柏陽のラインアウトは確実に進化していった。     

 

 DFはどう競るか、4メン・5メン・6メンの特性、キャッチした後にモールをどのように組むか、どう押すか、柏陽の従来のものに対するアドバイスが与えられると同時に、次々に新しい考え方も注入されていった(研究心・理解力が高い柏陽選手でもさすがにすべてを即理解というわけにはいかなかったはず。練習後に顧問松山が古田氏を自宅に招き、じっくり説明してもらいました)。

        

 次に古田氏が来てくれる日までに、今日習ったことを反復練習・完全定着させ、「ラインアウトならどこにも負けない!」と言い切れるようになっていたい!古田さん、これからも柏陽Phoenixを宜しくお願いします!!

 

古田:今日はありがとうございました。柏陽の子たちのモチベーションの高さに驚きました。素晴らしい魅力のあるチームですね。ラインアウトの考え方など、予想していた以上に自分たちで考え、理解できていました。相当ビデオ見たりして研究してるんじゃないですか?その部分も驚きでした。素晴らしいチームに活力をもらい、また頑張ろうと思いました。一日ありがとうございました。

 

 実はこの日、古田氏以外にも素敵なゲストが柏陽グランドを訪れていた。海老名市立柏ヶ谷中学校、1・2年生の新チームで約20名が柏陽練習に参加した(夏に柏陽練習に参加した谷本中学ラグビー部中村先生からの紹介。偶然にも「柏」つながり)。

 はじめは一緒に古田氏のラインアウトセッションに参加。できなかったリフトもあっという間に上手くなった。その後は柏陽松山のもとで「アタックのサポート」「アタック判断」「DF判断」のドリルを行った(アフター練でSHは素晴らしいパスを披露。すでに高校でも通用します・・・)。真面目さ、プレー中の集中力が特に素晴らしい。それでいてラグビーを楽しむ雰囲気も満ち溢れている。本当に応援したくなるチームだった。

  

 柏ヶ谷中学校ラグビー部の皆さん、ラグビーにとことんのめり込んでください。どっぷり浸ってください。きっと素晴らしい宝物が手に入ると思いますよ。そしていつの日か、柏陽Phoenixのジャージを着て一緒にプレーしましょう!またいつでも遊びに来てくださいね!

キャプテン:色々なことを学べて、本当によかったです。柏陽高校の皆さんはすごく親切に優しく接してくれました。

バイスキャプテン:今日はたくさんのことが学べました。この経験を生かして新人戦で勝ちたいです!

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