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OB総会/懇親会報告

2009/06/23

OB会長・松岡 慈郎

『6月20日(土)、毎年の恒例となりましたOB総会が、ホテル横浜ガーデンで開催されました。3期生から25期生まで22名の参加者をいただき、例年以上に盛り上がり、楽しい一時となりました。総会の中では、OB総会の活動報告、会計報告も行ない、いただいたOB会費の使途明細を説明させていただきました。

 現在、1期生から今年卒業した40期生まで452名のOB、OGがおられますが、その内、354名のOBに総会等の連絡をさせていただいております。今年のOB会の運営は、やはりOB総会、ラグビーフェスタ(今年は8月29日、土曜日午後1時、柏陽グランド開催予定)の参加者を増やすことを中心に活動していきたいと思います。今後ともよろしくお願い申し上げます。』

 

以下、松山

 総会後は引き続きホテル横浜ガーデンで懇親会が行なわれた。各世代の先輩方と様々な話をしているうちに、恒例の代別スピーチ大会。そこで話された内容は、どれもお世辞ではなく素敵なものばかり。聴いているうちに「これは聞き流せない。共有すべきだ。」とHPにアップすることを突然決意。途中からメモを(コースメニュー紙の裏に)取りながらの拝聴となった。

 各代の代表参加者から、同期の近況報告、フェスタOB戦への意気込み、昔ポジションと体型の変化(変化を明らかにする証拠写真を持ち寄るべきだ論!)、OB総会参加者増員作戦「まずは各代の女子マネを呼び込むべきだ!(某一流企業・戦略部部長)」などなど、笑いあり涙なしの話が続いた。早稲田ラグビー、そして日本ラグビーの偉人・大西鉄之助氏の言葉を思い出す。

「青春とは 意気であり 感激であり 顧みる微笑である」

 この場にいる誰もが間違いなく高校時代は汗泥まみれの傷だらけ。文武両道かどうかはかなり疑わしいが概ね結果オーライ。動機が純なのか不純なのか定かではない。でも間違いなく輝いていた青春時代。高校時代にラグビーボールを追いかけるという幸せを時代を越えて共有した仲間たちが、ビール片手に屈託なく笑う。そんな空間に居られることに、心から感謝した。所用のため車で会場に行かざるを得なかったこと、つまりビールを飲めなかったことの無念がどれほど大きかったことか。ウーロン茶10杯を体に流し込みながら拝聴した至極の言葉をいくつか紹介すると、

「柏陽ラグビーは、僕にとって帰れる場所。絶対になくしたくない場所。しっかりと受け継いでいきたい」

「(50歳を超えましたが)もう一度体を作ってラグビーがやりたいと思っています」

「ラグビー部が存在してこそのOB会。部がなくなってしまったら、そんなOB会は全く意味がない」

「毎年行なわれるラグビーフェスタ。あのラグビーポールは絶対に毎年立て続けなければいけない」

どの言葉からも熱がほとばしっており、しびれました。

 現実的でシビアな話をすると、公立高校ラグビー部が永続するのは容易いものではない。ほとんどの公立高校では「顧問転勤→合同チーム→廃部」の道をたどっている。柏陽とてその危険は他人事ではない。私の立場で言うのもなんだが、顧問は必ず転勤する。しかしOBは永久にOBであり、チームを支え続けることができる。背骨を貫通するのは、柏陽ラグビーに対する無私の愛情と恩義。そんな熱い気持ちのあるOBをこれからも輩出し続けたい(まずはPHOENIX第1期!頼んだぞ!)。そしていつか柏陽を出るとき、私も柏陽ラグビーのOBになりたいと心からそう思う。OBの皆様、末永く宜しくお願い致します!

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