大きくする 標準 小さくする

~東條組引退メッセージ~

2012/10/22




ジョー(キャプテン・PR)

引退試合からしばらくたって、改めてラグビーが自分の中を占めていた割合の大きさに驚かされます。朝早く起きなくてもいいし、昼休みにレス場に向かう必要もない。放課後は明るいうちに帰るし、次の土曜日曜の電車のダイヤを気にする必要もない。こう書くと無いほうがいいように思える事ばかりですが、無くなると非常に寂しいです。
 
三年間を振り返ると、正直辛かった事、苦しかった事のほうが簡単に思い浮かびますが、その思いを補って余りある程のものを得られた事を確信してい ます。きっとこの道を選んでいなければ、今以上にロクデナシの腑抜けだったでしょう。この先何年生きようと、この自分の人生は、柏陽ラグビー部時代を抜きには語れない、と断言できます。そしてこの道に導いてくれた伊藤先生に心から感謝したいです。
 
後輩たちに一言、今まで3年生の少ないこの代を、支えてくれてありがとう。本当に頼りになる後輩でした。まだまだ足りないところもあるし、これから特に3年生は苦労することも増えると思います。でもそんな中でこそラグビーを楽しんでください。物事は苦しんでからが本番です。そして負けて泣くより、勝って泣きましょう。そのほうが良いに決まってます。
 
これからはせいぜい受験生として悪足掻きしようと思います。最後に前の記事にも書きましたが、改めて柏陽高校ラグビー部に携わっていただいたすべての方々に、感謝の意を表したいと思います。


 


ピアノマン(FWバイスキャプテン・FL)

引退して2週間、週3と騙されて入ったあの頃がつい昨日のように思われます(笑)。試合の直後は実感が湧かず、1週間たつと、ああ、本当に終わったんだなあ…としみじみと思い始め、2週間目にしてようやく、柏陽フェニックスとしての終止符が打たれ、整理できたような気がします。しかし同時に、遠い過去のものになってしまうようで、淋しさが自然とこみあげてきます。
まあ、これからは、きりかえてラグビーの分、勉学に励みます(笑)
 
2年半、こうして振り返ってみると、楽しかったという思い出と同じ数、いや、それ以上につらかったことも思い出されます。菅平。破壊。某高校で開催されるスクラム祭り。久保爺の創り出す15メートル四方の新世界。などなど、挙げはじめたらキリがないです。でも、そんな辛さや苦しさを乗り越えられたのも仲間がいてくれたからだし、今では楽しかったと思えるのも仲間のおかげだと思っています。普段あんまり言わないけど、実は感謝してます(笑)ありがとう!!あと、2年半、怪我ばっかりで、テーピングとかケアとか、その支えが無かったら、ラグビー出来なかったって言えるくらいお世話になった、マネージャー。本当に、本当に感謝してます。ありがとうございました。
みんなこれからもよろしく!
 
そして、今まで指導してくださった伊藤先生、久保田両コーチ、恵斗さん、支援、応援してくださった保護者、OBOGの皆様、柏陽フェニックスに関わる全ての皆様に感謝しています。3年間ありがとうございました。これからも柏陽フェニックスをよろしくお願いします!!
 
では、後輩FWへ
ちょっと偉そうになるかもしれないけど、ごめんね。
 
雄星
身体は大きくて筋力量もあるんだから、あとは姿勢だけ!!歌って踊れるフランカー…じゃなくてプロップになって下さい(笑)朝練するんだぞ!!
 
クズ
誰もが認めるタックルバックの大親友(笑)チーム屈指の努力家で、尊敬してました。これからは、チョイスミスしてもタックルで、背中でチームを引っ張って、サクセスするんだぞ(笑)
 
ジツケン
95kgになるまでは走らなきゃダメです(笑)持ち前の明るさとユーモアでチームを盛り上げて下さい。スクラムは某高校に負けないくらい強くなって下さい。スローも頑張ってね!!
 
パンジー
ATの突破力が夏からどんどん良くなったから、そこを長所に自信をもって。タックルは、くずと一緒に練習して下さい。練習すれば、結果はついてくるから、腐らずに頑張って!!
 
レノン
ボールをもらえるところに常にいられるセンスが羨ましい。あとは自分に足りないものは何か考えながら練習して下さい。フォワードバイスの誇りを持ってプレーするんだぞ!!今度ものボケ見に行きます(笑)
 
ケンジ
チームの突破役としてこの1年やってきてくれて、感謝してます。これからはキレずに視野を広くもってのびのびプレーして下さい。俺に1回もオフロード渡してくれなかったのは、一生覚えときます(笑)
 
のりぴー
スローのスピードも精度も上がってきて、多分、1年生の頃の俺よりはるかに上手いと思うので、自信をもって、リラックスして投げて。スクラムの姿勢も頑張ってね!!
 
うっすー
その長身が羨ましい…ちょっと分けてくれ(笑)ラインアウトでは相手より高くはやく飛んで、制空権をとって下さい。ロックのための足腰の筋トレも忘れずに!!
 
ワロルド
小学校のころやってたというのもあってか、センスが抜群に良い。膝の怪我もあって、あんまりプレーのこと教えてあげられなかったけど、あと1年間、先輩がいる間にいっぱい技術を盗んでレギュラーとって下さい。
 
テツヤ
最後の方の練習一緒に出来なくて残念だったな。夏を越えて努力してきたのは、確実に力になってると思うし、やはりその長身を生かさない手はない!!先輩と、仲間と、いっぱい話して、最後まで頑張って!!
 
ドム
運動部じゃなくて、筋肉量に不安があったと思うけど、ひたむきに努力してきた姿を尊敬してました。最後まで続ければ、素晴らしいものが見えるから、レギュラー目指して最後まで頑張って!!スローも鵜川に負けんなよ!!
 
しょうぎ
俺が突破してやる!!とか、何か一つテーマを持って練習すれば、自分の役割みたいなのも見えてくると思うので、レギュラーを常に狙って、先輩を脅かす存在になって下さい。衛星通信用のリュックで、登下校中も筋トレだ!!(笑)
 
サバンナ
最初から身体がデカくて羨ましい(笑)まだまだ大きくなれるから、飯いっぱい食って、チームの突破役になれるくらいまで大きくなって、けんじからポジション奪えるように頑張って!!
 
 
では、また、グラウンドに現れたときは、よろしくお願いします!


 

俊介(BKバイスキャプテン・SO)

朝起きる引退から2週間の生活。 朝起きる。今日は朝練!…、がない。
3時間目が終わる。体幹…、もない。
5時間目終了間際。今日は雨だしFWとミニゲームかな…、とかもない。
予定表…、もない。永久にOFFだ。
予想していたよりもラグビーの無い生活は平凡でつまらないものだった。 それだけ2年半、ラグビーが生活の中心を占めていたのだなと改めて感じさせられます。辛い記憶の方が残りやすいとよくいうけど自分は楽しかったラストイヤーのことの方が鮮明に記憶に残ります。最初の新人戦から合宿の萩商工戦、2週間前の試合まででさえも。思い出す度に様々な感情が溢れ出てきます。それまでの辛い記憶がそうさせるのかもしれません。でも、辛い経験を乗り越えたからこそ見える景色があり、経験がたくさんありました。
それはラグビーが、共に闘った仲間、ラグビーの世界へ導いて下さった先生、大事なアドバイスや一喝を下さるコーチ、本当に頼りになるトレーナー、2人のマネージャー、体を張って下さるOB、見えないところで支えて下さるOB・OGの方々、洗濯物と闘った母、家族、たくさんの差し入れを下さる父母会の方々など多くの人に支えられて成り立つスポーツであるからです。支えがなければ最高の時間を手に入れられたとは思えません。支えて下さった全ての人に感謝したいと思います。本当にありがとうございました。
 
 
後輩達へ。
1年生(新2年生)
自信を持ってプレーしてください。自信があるとラグビーは百倍面白くなるから。その努力は必ず力に繋がります。だから努力してください。逃げないで前を向いて下さい。そうすればどんなヤツでも熱く、充実した最高の高校生活を手に入れられます。そして2年後、そこには自信に満ちた自分がいるはずです。
 
2年生(新3年生)
いよいよ最高学年。今までで一番楽しく一番考える1年になると思う。その分一つ一つの行動に今まで以上の責任が伴うはず。これまでAチームで出ていたメンバーがほとんどだからその経験を生かして、それぞれの長所を磨いて、自分の役割を考えて、1年生を引っ張りながら自信を持ってプレーしてください。
 
そして僕らが残せなった“結果”を出してください。




にんにん(ウェイトリーダー・FL)

引退してから2週間がたったけれど、まだ何となく違和感が残っています。といっても初めの1週間はその違和感にすら気付かないくらいで、やっと毎日の練習がないってこういうことなんだなとわかってきました。朝練も、昼のトレーニングも、ウエイトも、全部一気になくなると、本当に気持ちも体も調子が狂います。引き継ぎのミーティングで泣きそうになってたのは鼻炎のせいです。
 
 
新しく始動したケンジ組のみんなへ、ミーティングで(鼻水のせいで)言えなかったことを書きます。
第一に、結果を出していい思いをして欲しいな。自分たちにはできなかったことだし、みんなまだ体感したことないと思うから、本気で狙って欲しい。そしたら、自分たちの後輩がこんなに成長したんだって喜べるから。
そのためには今から飛ばしていって欲しいです。自分たちはエンジンかかるのが遅かったのが反省かなとも思います。一年後でリアリティないと思うけど一個づつを正確に早く積み上げていくことにこだわって下さい。
そしてハードなラグビー生活を送って下さい。勉強してラグビーして…もう目一杯ってところまでやったほうが後悔しません。終わってみるとわかるけれどやっぱりあそこでもう少しやっとけば、と思うところは少なからずあるものです。
…偉そうなことはここまでにしておいて、最後に。今までついて来てくれて本当にありがとう。ここまで楽しいラグビーがやれたのは後輩たちのおかげでもあります。
 
そして伊藤先生、親子久保田さん、先輩方、今まで熱いご指導ありがとうございました。ときに厳しく(嘘だろと思ったほど恐ろしい練習もありましたが)、ときに優しく、心身共に鍛えられました。入部したとき自分が思っていた今の自分をはるかに超える自分になれた気がします。共に沢山のことを乗り換えた仲間という財産もできました。
OB、父母会の方々にはこの素晴らしい柏陽ラグビーを支援してくださって感謝しています。
 
 
これからは充実したラグビー生活から学んだことを大事にして(とりあえずは勉強)頑張ろうと思います。

ダン(LO)

引退して、気がついたら2週間。授業終わってすぐ塾行って家でも勉強して、本当にもう終わっちゃったんだなって実感する。それでも未だに頭ん中で、ここで抜いて、ここで当たって、ここでパスして、って無意識に考えちゃうのは、今までホントにラグビーばっか考えてたんだなってなる。
僕達の秋は終わった。だがそれは終わりを意味するのか?否、始まりなのだ!僕らは辛く苦しい受験勉強があるし、ラグビー部は次の代になる。頼りになる2年生にまだまだ育ち盛りの1年生。3年生が少なかった僕らでも、あれだけの試合をできたのだから、君たちはもっと強くなれる。次にグラウンドで会うときを楽しみにしてるよ。
最後に、こんな頼りない先輩だったけど、ついてきてくれて本当にありがとう。


 

すが(主務・SH)

引退してからやっと2週間経ったんだなと感じる今日この頃。やっぱりラグビーがない学校生活は違和感ばっかりで、ラグビーがいかに自分の生活の中心だったか感じさせられます。
振り返ってみると、最初の1年はほんとに辛かったことを思い出します。特にヤバかったのは仲間が消えはじめてきた夏休み。猛暑の中、走って当たって走って当たってを繰り返し、終わったらまた翌日も練習があって…。今となればいい思い出かもしれないけど、その時はいかにして部活を辞めるかということしか考えてなかったと思います(笑)。あとは、忘れもしない菅平。身体がボロボロになったのに加え、あの年の宿は洗濯機が少なくて、確か1:30くらいまで洗濯していたような、していなかったような…
 
でも、そんな苛酷な状況を経験したからこそ、その後の辛いことも乗り越えられるようになったんだと思っています。
 
3年になってからはほんとに一瞬でした。みんなが毎日のように朝練とかして、楽しくなってきたと思ってたらすぐに夏が終わって、あっという間に中等戦。あの試合は間違いなく東條組のベストゲームだったと思っています。負けてしまって悔しさがないと言ったらウソになると思うけど、たくさんの人の応援のもと試合が出来たこと、初めてラグビーを見た人でも涙するような熱い試合が出来たことはほんとに誇りに思います。
 
ただ、ここまで来れたのは決して自分1人の力ではなく、仲間や伊藤先生、久保田さん親子、恵斗さん、OBの方などの支えのおかげです。ほんとにありがとうございました。
 
最後に1、2年生へ。『諦めたらそこで試合終了』ってマンガの名言があるけど、ほんとにその通りだと思います。それは試合中はもちろん、練習とかでもそうだと思います。ようは、出来ないからって練習するのを避けたり、部活辞めたって何にもならないから、個人練たくさんして、1人も欠けることなく続けてください。
なんだか、まとまらなくてごめんなさい(笑)3年間ありがとうございました。




まい(マネージャー)

毎日のようにグラウンドに向かってみんなにあって…そんな生活が当たり前になりすぎてて引退したという実感が全くわかないのが本音です。
思い返せば本当に色んな事がありましたが、今となってはあっという間でした。マネージャーをやって、本当にたくさんのことを学びました。この柏陽ラグビー部で学んだことはこの先、必ずいきてくると思います。柏陽ラグビー部の一員でいれたこと、本当に誇りに思います。
 
後輩のみんな、辛くて苦しいこともたくさんあると思うけど、頑張ったぶん必ず自分にかえってくるものがあると思います。これからのみんなの活躍楽しみにしてるよ!まずは来年、マネージャー入れなきゃね!
 
 
今までありがとうございました!たくさんの方に出会えて楽しかったです。
これからも柏陽PHOENIXの応援よろしくお願いします!




ともみ(マネージャー)

引退してから、いろんな面で生活がガラッと変わりました。
なんだか物足りなさを感じる日々の中、チャリ置き場から遠い下駄箱には、まだしばらくやきもきしそうです。
 
マネージャーという役職を通して、私はだいぶ成長させてもらえたと思います。
合宿やラグフェス、そして3年生の引退試合など、同じ出来事であっても、1年のとき、2年のとき、3年のときとでは全然違う自分がいました。
 
こうして改めて振り返ってみると、この3年間本当に長かったです。
でもすごく充実していて、とても密度の濃い、貴重な3年間だったと思います。
多くの人に支えられ、かけがえのない仲間と過ごしたこの時間は、何にも変えられない、私の宝物です。
 
 
後輩へ
学年はちがくても、一緒にいると本当に楽しかったです。
雑用を手伝わせちゃうことが多くても、全然嫌な顔せずむしろ積極的にやってくれて、(特に1年生かな)いつもありがとう。
これからのみんなを本当に期待しています。

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