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菅平合宿2010!

2010/08/17

1日目(ミット)

菅平。この地でラガーマンは大きく成長する。ここでラグビーだけの生活を送ることで多くの試合を経験し、肉体的にも精神的にも強くなれる。


合宿初日、初戦の相手は毎年戦っている浜松湖南。例年大型FWを揃えていて、スクラムだけでなく接点全般が強力でなかなか手強い相手だ。
柏陽として合宿でいいスタートをきるためには確実に勝っておきたい。
試合前、アップから気持ちが入っていて声が出て体もしっかり動かせていた。第一試合に相応しい雰囲気でキックオフを迎えた。。


前半は柏陽ペースで試合が進んだ。
8分にタニが先制トライを挙げるとそれに続くようにオギ、まりも、カリブがトライを量産した。
後半はDFミスの隙をつかれ2トライを奪われた。
最終スコアは62-12で勝利した。

やはりDFとキックチェイスに多くの課題が見られた。
この課題は新チームになってからずっとあったものでこの合宿を通して少しずつ改善していかなければいけない。
一年生試合では各々が力強いプレイを見せた。デカイ相手にも怯まず、強い気持ちを持って22-5で勝つことができた。
合宿初日としてはなかなかのスタートだった。課題も見られたがそれを克服できたときにはチームとして本当に強くなれると思う。合宿を終えた時には少しは強くなっていたい。

 

2日目(ナツ)


2日目は朝から晴天だった。散歩に行くと半袖では寒いほど気温も低く、改めて合宿に来ていることを実感した。軽く体操をした後、試合のことを考えて軽め?の朝食。楽しい食事の時間だったが、お遊び気分でいられたのはこの時までだった。


合宿2試合目の相手は、千葉県の佐倉高校。柏陽と同じ県立の進学校だ。試合開始後、グッキーが立て続けに2トライをあげるものの、ディフェンスでまともなタックルができず、バックスのミスから2トライを許し同点で前半を折り返す。


後半に入ってもタックルは出来ず、悪い流れから相手にトライを許してしまう。ここで「1試合3トライ以内」という合宿の目標が達成できなくなってしまった。気持ちを切り替えて攻めようやくオギが同点トライを決めるも、またもやバックスのミスから失点する。そしてそのままノーサイド。結果は21対26。防げたトライを、タックルミスやパスミスで与えてしまうという最悪のゲームとなった。

1年生の試合でも負の流れは続き、上級生ですらまともにタックルできず、2試合連続で同じ県立高校に負けた。

試合の後のミーティングで先生に「それでいいのか」と、喝を入れられた選手たちは、それこそ涙が出るまでひたすらタックル練を繰り返した。情けない自分たちを鍛え直し、また1つ成長するために…。


昼食の後、本日2試合目となる花園高校と対戦した。午前中の反省をいかし、「足首タックル」を意識しての試合となったが、開始直後にサッチがトライを決めるとトライが次々に決まり、最終的に59対0とほとんどディフェンスすることもなく、圧勝で試合を終えた。


夜のミーティングではやはりタックルが出来てない点が挙げられ、ディフェンスという前々から苦手意識が強い部分が改めて浮き彫りになった。この日は柏陽にとって、新たな課題を見つけたとても辛くとても大切な日となった。

3日目(チャー)

合宿3日目。この日は午前中、大阪産業大学付属高校(以下大産大)と練習試合を行った。
チームとして、「低いタックル」「ピンチとチャンスの意思統一」を意識して試合に臨んだ。
まずは一、二年生中心のBチーム戦(りんりんの怪我の影響でチマオが出場しているが)。

前半はタックルが中々決まらず、大産大にゲインを許すが全員で食らいついて必死にDFする。次第に箱根やにんにんがナイスタックルを連発。
そして前半ロスタイム、自陣からチマオがターンオーバー後そのまま独走。ジョーにラストパスを放ってトライを決める。

後半最初のプレー、尻上がりにDFが良くなる柏陽は後半からチマオと交代して入ったミットが敵陣で相手ボールラックを押し込んでターンオーバー。
そのボールをナツが持ち出して、WTBのすがにパスを放って2トライ目。
その後互いのミスやペナルティで膠着状態が続くが、終盤に大産大が3トライ決めてノーサイド。トライ数は2-5で負けはしたが、一年生の個々のタックルに成長を感じる
試合となった。

続いてAチーム戦。カリブを怪我で欠くが前半は均衡状態。柏陽は昨日と変わって低いタックルが決まり続ける。「ピンチ」や「チャンス」の声がグランドに響きわたる
いい雰囲気の中、試合は進行。互いにゴールライン十数メーター前でミスやペナルティ。オギやミットがラインブレイクするがその後のサポートのところでミスが出る。前半ロスタイム、柏陽がゴール前で大産大FWに押し込まれて失トライ。

まだトライ数0-1。全然いける。後半開始直後から、タニのラインアウトDFやまりものハイパントとカウンターATで柏陽の敵陣でプレーし続けるが続く。
しかし、ラインアウトATが後半に入って不安定に。一気に自陣に釘付けになり、失トライ。その後もラインアウトは不安定で、敵陣22mの中に入るが、ミスで相手ボールに。それでもBIG HIGHが相手サイドDFを抜け出し敵陣へ。
しかしゴール7、8m前でノットリリースザボール。そしてノーサイド。
最終スコア0-12。昨日の試合よりはいい場面がいくつもあった。
でもこのようなタイトゲームを勝ちたかった。これをまた明日に繋げていこうと思う。

午後は贅沢にグラウンド一面を使って練習。ブレイクダウンのヒットとサポートの練習と、セットプレーからのキックチェイスの確認を行った。

ここで、菅平特有のゲリラ豪雨。雷も鳴り出し、一気にグラウンドは水びたしに…。バスに避難し宿舎へ帰った。こういうのも菅平合宿でしか味わえないものだ。そうして3日目終了。

4日目(ヨッシー)


みんなすごく疲れがたまっていた。しかし、みんな今が一番の頑張りどころだと知っていて、一番気合いが入っていた。


この日は2試合の予定だったが、午前中は天候の影響で萩商工戦が中止となり、体育館練習となった。


午後は前半夢野台、後半樹徳とそれぞれ25分ずつ試合をやる形となった。


前半5分、BIGHIGHのトライにより勢いづいた柏陽はグッキーの華麗なカウンターなど、トライを量産し夢野台戦は34対0と勝利した。

後半の樹徳戦も勢いが止まることなくAT、DFともに気合いが入ったプレーをし、26対0と合宿有終の美を飾った。

続く1年生試合。vs樹徳は21-0、vs夢野台では5-0と、惜しくも敗北した。

その後は学年ごとに写真撮影。写真ごとに各学年の個性が表れている。

1年生

2年生

3年生

夕食は、バスで移動してBBQ!!肉を前にしてテンションもあがり、大変盛り上がった。

5日目(ノブナガ)

合宿最終日。この日はこれまでより15分早く起きて散歩でダボスへ登り部歌を歌って学年別に記念撮影。

朝食をとり部屋の掃除が終わると雨で練習が中止になったので自由時間に。買い物しているうちにあっという間に時間になった。昼食の後最後のミーティング。ここでは話の他にMVPの発表やマネージャー、トレーナーさんへのプレゼントも。最後にホテルの方へ挨拶してバス乗車。こうして今年の菅平合宿は幕を閉じた。

テツ

「まず、MVPに選ばれて嬉しかったです。ありがとうございました。合宿での5日間、とても充実していて、毎日試合をすることはとてもいい刺激になりました。これからもチームのため、自分のために頑張っていきたいと思います。」

ダン

「初めての合宿で若干緊張したけど、試合ではいつもより動けてよかった。ボールを持つ回数も普段より多く、これからも同じように動いていきたい。MVPに選ばれたことはとても嬉しかった。」

にんにん

「MVPに選ばれて嬉しく思っています。でも、合宿でもできなかったことが多かったのでkれからも頑張りたいです。」

ジョー

「初めての菅平で、いろいろ大変な事もあったけど、こっちでは出来ないいろんなことを体験できたとても密度の濃い合宿だった。MVPに選んで頂いて、とても嬉しかったので、これを励みにより頑張っていきたいです。」

 

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